初診の方へ
【歯科治療をご希望の初診患者さんへ】
現在、次回の予約が平日で3週間先、土曜日ですと4週間先になっております。そのため、来院されている患者さんに大変なご不便をおかけしております。この状況を改善するべくスタッフ増員を検討し、歯科衛生士や歯科医師を募集しておりますが、昨今の深刻な人出不足のために応募がなく、限られたスタッフで診療しております。
当院といたしましては心苦しいお知らせですが、新たに歯科治療をご希望される患者さんには、予約状況が改善するまでの当面の間、初診の受付を制限させていただきたく、お願い申し上げます。
なお、当院の地域医療に対する使命としまして、口腔外科疾患の初診の患者さんは、これまで通りに受付いたします。口腔外科疾患とは、親知らずの消炎および抜歯・顎顔面の炎症性疾患・顎関節症・口腔粘膜疾患・口腔領域の外傷・口腔乾燥症などです。
ご不便をおかけして申し訳ございませんが、何卒、ご理解いただきたく、よろしくお願い申しげます。
2022年11月4日 院長 露木良治
【最初に】
当院のイメージカラーは海のブルー。
室内は客船の船室をイメージし、床と建具は濃い木目調のものを、建物の金具は真鍮製のものを使用しました。
窓は、天井から床まで大きく開放的にとりました。
外の景色を眺めて、リラックスしてください。
当院に入る際、スリッパに履きかえる必要はありません。靴のままお入りください。
床は、義歯を落としても割れない、また、膝などに衝撃が伝わりにくいクッション性のある耐薬品性の木目調の素材を使いました。
室内の家具類も、冷たい感じにならないように可能な限りステンレスの金属色を避けました。
初めての方は、お電話で予約をお取りいたします。
当院は、初めての方(初診)もそうでない方(再診)も、すべて完全予約制です。
その理由は、お待ちいただく時間をできるだけ少なくするためです。
なお、強い痛みがある場合や外傷の患者さんは、他の予約の方よりも優先して診察する場合がございますので、お電話でどのような症状か、おっしゃってください。
*来院に必要なもの 保険証あるいはマイナンバーカード、各種医療証、診察券
国の方針により、マイナンバーカードのご持参をお願いします。
【院内バリアフリー】
当院は床下の点検ができるように床を地面から55cm高くしたため、医院の玄関までスロープを作りました。
当院は「国際アクセスシンボルマーク」を掲げております。このマークは、障害を持つ人が容易に利用できる建物、施設であることを明示するためのものです。当院は、このマークを掲げるための以下のような基準をクリアしています。
・出入口の有効幅が80cm以上。
・スロープの傾斜は1/12以下。
・通路廊下は、有効幅130cm以上。
・トイレは、利用しやすい場所にあり、内部が広く、手すりのついたものとする。
院内に段差はありません。廊下の幅だけでなく、ユニットの横の幅も十分に確保してありますので、車椅子だけでなく、ベビーカーでもそのまま診療室のユニットの横まで入ることができます。キッズコーナーもありますので、お子様連れの方でも安心して来院していただくことができます。
駐車場10台のうち医院玄関に一番近いところを、身障者用の幅3.5mの駐車スペースとしました。
【カウンセリング室「お口の健康相談室」】
当院の理念である「The Port for your Dental & Oral Health」を実現するためには、インフォームド・コンセントと適切な医学情報が必要です。そのために、完全個室のカウンセリング室を用意しました。
カウンセリング室の別名は「お口の健康相談室」です。
「お口の健康相談室」は、1998年に始めたホームページの名称です。
この部屋には、3つのドアがあり、初診の患者さんは廊下側から、診療後の患者さんやスタッフは診療室側から、スタッフは受付側から、それぞれ入ることができます。
この部屋には、落ち着いた感じのイエローの壁紙と木の家具を選びました。
初診の患者さんは、ここで症状や治療の希望などの相談をしてから、診療室に入ってもらいます。
患者さんと当院スタッフは真正面に向かい合うのではなく、ラウンドテーブルにそって、45~90度の角度で座ります。
【その他】
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お薬をお飲みになっている方は、お薬の内容が分かるものをお持ちください。
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金属が外れてしまった場合、なくしていなければ、外れた金属をお持ちください。
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外傷で歯が抜けてしまった場合、抜けた歯をお水(滅菌生理食塩水か、牛乳か、なければ水道水)に入れてお持ちください。
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お支払いには各種電子マネー、クレジットカードのご利用が可能です。
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保険診療における加算につきまして
歯科外来診療感染対策加算1
歯科外来診療医療安全対策加算1
医療DX推進体制整備加算
クラウン・ブリッジ維持管理料
【患者さんと患者様 呼称につきまして】
当院では、ご来院くださった方を原則としてお名前で「○○様」とお呼びさせていただきます。これは1つには患者さんの取り違え防止を目的としています。
平成13年に厚生労働省の「医療サービス向上委員会」が、医療サービス向上の一環として、患者さんの姓名に“様”を付けることを国立病院に求めて以来、「患者様」という言葉がよく聞かれるようになっていますが、当院では必要な場合には「患者様」ではなく「患者さん」とお呼びしたいと思います。
医療従事者と患者さんは対等であるべきで、“患者様”ではなく“患者さん”とお呼びすることが医療従事者と患者さんの心的距離を縮め、より良い関係を築き、より良い診療を可能にすると、私は考えるからです。医療サービス向上を目的とするならば、大切なのはうわべの言葉ではなく患者さんとの信頼関係やスタッフ一人一人の診療に対する真摯な気持であると考えるからです。
異論もあろうかと思いますが、上記のような理由から当院では原則として呼び方を「○○様」あるいは「患者さん」とさせていただきたいと思います。
ただし、今後皆様からのご意見をお聞かせいただく中で「患者様」を支持される方が増えれば柔軟に対応していきたいと考えていますので、ご意見がある方は是非お聞かせください。
2008/05/12
デンタルオフィスみなと
院長 露木 良治